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リスクを知らない子ども達

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子どもの教育環境

前回のBlog 直観の記事にも書きましたが

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生物として脆弱になってるという部分について、もう一段階深く書いてみます。
教育者友達とも、最近の傾向として、本当に親が甘やかして、子どもはストレス耐性を失ってる という話をしていたのです。

我が子の可愛さから、甘やかすと優しさという愛情を理解できない大人が多いというのは凄く感じる所で、大人同士であっても、優しさを理解できない人がかなり多いと感じます。

これが今のトレンドと言われたらそうかもしれないのですが、そのトレンド追うなら、その分得られないモノも理解してならいいのですが、そこも理解できないので、会話が噛み合わない。

このブログで、子どもについて、ちょいちょい書くのは、申し訳ないけど、大人はもうどうにもならないし、自分の力で生きていけるんだから、好きな様にしたらいいのだけど、子どもって自力で生きていけないし、周りの大人の影響(親)の影響をもろに喰らうので、その大人が知識を有してないと、結果的に子どもの能力を大幅に下げてしまう事になるのですが、この能力というのは、地の能力であって、学力的なモノではありません。そういうのは付随するもので、地頭・地力というのを持つと、何にだって応用が利く全ての能力の基本ベースです。

簡単に言えば、 基本能力2× 経験5 となった場合、その子は10の知恵を得るかもしれませんが
地頭がある子は、基本能力10×経験5 で50の知恵を得ます。

同じ経験をさせても、そこから推察される様々な事から、実際は50以上です。
このベースは、一言で言えば、考察ですが、これはその子の癖と言えばそうですが、先天的な要素も全く無い訳ではありませんが、後天的な要素もかなり大きく、どういう環境で育ったかという点で能力差は確実に開きます。

だから親、いわゆる子育てにおいて家庭環境がめちゃ大事 という事なのです。

今はちっこい子どもも20年経てば大人です。

国としての戦略で、現在の兵隊を敵国に貸し出すという事も、それによって20年の平和が変えれば安いモノ 今の子どもも20年後には立派な兵士になる。という戦略を取ります。
これは中国の戦国時代的な発想ですが、子どもを育てるというのは、常に20年先を見越してその世界への投資を考えるべきです。
これは、現代であっても変わりません。

とはいえ、そこまで難しく考える必要もありません。
特に昭和世代の親だったら

リスクを得てリスク回避する

あなたは、人に優しくしてもらいたいと思ったら、どうしますか?
相手に優しく接すればいいですよね?

相手に嫌われたいと思うのなら、横柄な態度でいればいい。
お金が欲しいのなら、上手にお金を使えば良い。

この世の中の事情は面白い様に、鏡の様になっています。
あなたが鏡から離れれれば、鏡のあなた自身が離れるし、近づけば、向うも近づいてくる。

リスクとは、本来なら離れてしまいたい訳ですが、リスクから離れると結果的にリスクに近づくという事になります。
なぜでしょうか。

リスクには、リスクという1つの結果であって、そのリスクを発生させる為の要因が必ずあるからです。

原因と結果の法則があるからです。

リスクという結果から離れると、リスクそのものからも離れますが、リスクを生み出した原因からも離れます。
離れてしまった結果、その原因を知る事がデキず、結果的にリスクを受け取る回数が多くなります。

これを子どもに当てはめます。

子どもは無知故に、めちゃくちゃします。
何でも、口に入れます。大人の事情なんて全く考えない。

だから一杯失敗します。
それでいいんです。子どもというのは生物学的に失敗する事を求められている時期だからです。

子どもは免疫力がほとんどありません。
だから一杯病気になります。 そして自己回復させる過程の中で免疫を獲得します。
幼少期にワクチンを打ちまくるのは、早期に免疫獲得を計画的に行う為に、軽度の失敗をさせる事で免疫力を獲得している訳ですよね。

それがワクチンの役割です。

こういういうと、そうだねって思ってもらえると思いますが、目の前で子どもが こけたり、泣いたりしていると直ぐに守ろうとする。
自分で立ち上がる前に、直ぐに手を貸す。
当然に自力で立ち上がる事をしなくなるし、次にこけた時に、助けてくれないという事に対して不平不満をわめき始めます。

人の子、その家の教育方針もあるだろうから、人の子については、泣いてるわぁ(‘ω’) って見てますが
我が子ならこうなる

泣きわめいた所で、何もならない。
何の事態の解決にもならない。
泣きたければ後から好きなだけ泣けばいい。

今求められるのは何か。
ケガの度合い? 二次被害の予防? 

それを子どもがケガして直ぐに手を貸す大人がいるから、そういう発想が身につかない。

結果的に『優しさ』という衣をつけた『堕落』を与え、自己成長の機会を片っ端からはぎ取っているのです。

私の子育てというミッションにおいての、最終ゴールは『子ども1人で生きていける様にする』という大前提は、私に限った事ではないと思いますが、可愛さ優先で、そのミッションをないがしろにして、成熟してしまって高校生くらいになってから、どうしよう、こうしよう、こんなはずじゃなかったという事を聞く事が非常に多いです。

(‘ω’)成熟したらもう終わりやで?

(‘ω’) 冷えた鉄はもう形変わらんよ。

生存確率を上げたいというのなら、ケガさせればいい。
自分の行動のエラーが多ければ多い程、そこから習得していく。 そしてケガは、痛みを伴う。これが必要。
習得に痛みを伴う事で、より早い習得が可能であり、より深く刻まれる。
そんな絶好の機会に、手をだしてしまう。

これが今の世の中の 良い親のトレンドなのかもしれない。
でも、結果的に、痛みだけ伴って、何も得られないまま、子どもは成長する。
純粋なハイリスク・ローリターンの中で生きて行くのだから、得られるモノなんて少ないだろうと、普通に考えられます。

大分昔に読んだキリスト教の本の中で 『三位一体』というのがありますが、 この三位 とは、父と子と聖霊 の三位を指している訳ですが、なぜそこに聖母が含まれないのかというのに、母がいると、甘やかす為に、子が高い次元で成長しないから という一説を読んだ事があります。
母だから甘やかすという事にはなりませんが、いわゆる『甘やかし』が明らかに成長の過程で足かせになっているというのは事実です。

日本の母というのは強いモノです。
父が外にいる間に、母が武士道の精神を教えるし、男子であれば、弱者を守る、己の力を人の為に使うという精神を鍛えられ、女子には、女子として凛とした振る舞いを求める、教育者が誰であれ、そうした方針があれば、父母関係なく、また親とか関係なく、学ぶ事はできました。
時代劇を見ても、殿様であってもはやり少年期は非常に厳しく育てられ、母親に対しても、母上様 というのは当たり前でしたし、そういう精神が当たり前に育まれていました。

駄々をこねるとか、大河ドラマの中でも、下町の貧相な長屋の子どもですらありません。
ドラマだからというか、多分 そんな事考えられなかったと思います。即座に( ´゚ω゚)・*;’.、ブッ叩かれてたし。

でも、今それを学校でやったら体罰とかいうし、モンペが来るという事を思うと、教育者としては

(‘ω’) いや、お前ん所の子どもがどう成長しようが知った事無いし、こっちも本気にならんわな。
その後にどうなるのかって、目に見てわかるけど。

ってなって、そもそも教育に力を入れなくなります。その子に対して。
で、素直な子。つまりは、学ぶ準備が出来ている子に教育のウェイトが流れるのは当然です。

教育格差って、よく経済力っていうけど、実際子どもの素直さが一番大きいよ?

子どもは動物

『子どもを動物』と言う言い方をすると、一部で反感買いそうですが、そういう人向けの記事ではないので、申し訳ないのですが、ここからは読まないでね(‘ω’) 言葉尻しか理解できない人には、ちょっと私の記事は合わないと思うから。

因みにこれは、ちゃんと子どもと話す時は最初に言いますよ。

(‘ω’) 先生は同じ事は言わない。基本1度で覚えて欲しいから1度しか言わない。 2度言わなければならないのは失敗として捉えよう。でも3度言って分からないのなら、もう人間扱いしない。動物としてみなすよ?

(; ・`д・´) 酷い!!

(‘ω’) でも、言葉通じないんでしょ? 3度言って通じないのだから。

ってね。 


私の言葉は、そこから考察を必要とします。
だって、(*‘ω‘ *)じゃぁ、分かりやすく言うね? って話したら、どこまでじゃない!って言われるんだもん。

 

私は、ちびっ子って、限りなく動物的だと思ってます。
まだ、大人が作り上げた社会秩序のルールに縛られてなければ、その発想すらない。

5年飼われた 犬より、動物的かもしれない。 

(‘ω’)わんこは頭いいよね。

実際問題、タコですら3歳児と同等の能力を持ち、イルカで6歳程度なのだから、 幼稚園児 位ならイルカの方が頭良い とも言えます。

生まれる前から、英語を聞かせて育てるとか、色々あると思います。より高度な人間に…という願いもあるのだと思う。
とはいえ、実際 そんな幼稚園児を見ていると、日本語の言語も英語も中途半端で、言葉がたどたどしい、何も言えない子が最近増えてるという事実も知っておいてね。

子どもが動物的であるのなら、と言う前に、大前提として、人が動物であるならば、習得の方法は至ってシンプルであり、そんなに難しい事も無いです。

なぜ私がこうなるか

それは純粋に 危機意識 を発動させる為です。

馬や鹿が、生まれてきて直ぐに立って走れるようなるというのはご存じだと思います。
直ぐに肉食動物のターゲットにされるからですよね。

つまり、絶対的な 命が掛かっている 危機意識があるからです。

動物や生き物が、保護色を得るのも、全ては危機意識を持っているからできる事です。

しかしながら、人は 生態系のトップにいるが故に、人間以外から命を刈り取られるというリスクは限りなく0に近いですね。日本国内なら特に

もし、サバンナの真ん中で、ダダこねてみてください。

確実な死が待っているというのは、誰にだって想像できます。

好き嫌いで、わめいてみてください。

確実な餓死となり、死体はハイエナに食べられます。

他の動物なら、生まれて数分で理解できる事が、人間の場合、何年経っても理解できない。
それを危機意識の無さ 別の言い方をすると、 平和ボケ とも言える訳です。

(‘ω’) だって子どもだもん

って子どもは言います。
そして、これがこのまま大人になっていくと、次はこういいます。

(; ・`д・´) ちょっと待って下さい

親なら、それも容認するでしょうけれど、大人となれば、もう周りは他人ばかり。
そんな人間を相手にすらしない。 

今まで考えてくれてた親が、もう大人だからと言わなくなる。そしていずれ居なくなる。
そして、誰にも聞けずに、路頭に迷う。考えられないから、甘い誘惑や詐欺に直ぐに引っかかる。
優しくしてくれそうな人に甘える。甘えられる居場所だと錯覚して安心感を得る。そして、かすめ取られる。

(‘ω’) そりゃ仕方ないわな。それが社会と言う物です。

危機意識を持たせるのなら、何でもやる。絶対必要だからです。
日本から、たった数千キロ離れただけで、これが普通です

日本の子どもに1000万投資する位なら、この写真の子に500万投資した方が圧倒的に成果を得ます。そして健康と安全と幸せと同時に得られます。
何故なら、この子たちは、確実な危機意識を持ってるからです。幼少期に。
今の現状を打破したい強い気持ちがあるのは、何にも勝ります。

中国では、子どもは誘拐される。
日本の普通など、世界から比べたら、なんら普通じゃない。 

因みに、このアジアンドキュメンタリーズは、私のお気に入りのチャンネル(*‘ω‘ *)
マスコミが取り上げない内容を良くまとめてると思います。 1か月1000円位のチャンネルです。
学校のクダラナイ教科書より、これ1つ見せた方が余程学習効率がいい。
小学生の教科書とか、(*‘ω‘ *)漫画か!っていうくらい絵ばっかり…。
バカに育てたいんやろな(‘ω’) そうとしか思えない。

危機感、経験、こうしたモノの対象の全ての根源が、一番気軽に自分事として体験できるのが幼少期の時のケガなんです。

一見バカっぽい事する。危険だと思える遊びもする。

(‘ω’)したらいい。 

なのに、それを見たバカな大人が 、危ないよ! とか言い出す。

私、子どもの時、こういう大人がいるといつも思ってたんです。

(‘ω’) あんたの身体能力だったら危ないけど、俺にとっては問題ない

と・・。

子どもは大人よりも身体が柔らかく衝撃も流しやすい。痛みも感じにくい。
精神的な回復もめちゃ早い。 心身ともに学び絶好調の時間なのです。それを試験管ベイビーの様に育てたら、そりゃ何も得られんやん? ってなります。

今の教育のベースは、まるで子どもを腫れ物の様に過度に保護して育てようとしてる。国策がです。

子ども同士で殴り合う、喧嘩する、その1つ1つは荒っぽいけど、そこからお互いを認め合うとか、ケガのリスク回避を知るとか、アホっぽさの中にこそ創造性というのがあるのです。

創造性は無からは作れません。 必ず材料があるのです。 その材料は過去の経験です。

今、秘密基地を作るっていったら、こういうのでしょう?屋内(笑)


でも私がやってた秘密基地って、こういうの

https://www.garuru-kururu.jp/news/5013/ 参照

だって、そもそもテレビゲームとか無かったし…。 その辺で板とか毛布とか拾ってきて組み立てるしかないし(‘ω’)
っていういか、この写真よりは、もっといい感じやったけど。少なくとも、裸足で寝れる様にはなってたよ。ちゃんと靴脱いで寝れる。

こういうのに一回一回、親がでばってこなくていいのよ。
ほっとけば勝手に遊びながら、自分の居場所を作るんだから。

雨が降ってびしょびしょになれば、次はどうしたらと考える。その考える機会を全て奪っていくという、今の教育トレンドが、個性とか、多様性とか矛盾めいた事を言ってるから、( ´ー`)フッ って思うしかない今日この頃です。

こうしたリスクの高い遊びや行動が、実際に様々な非認知能力や地頭の向上に繋がってるってのは、私がこんな事書かなくても世界中の研究結果で出てるんだけどね。

危機意識の根源は、恐怖です。 
そして恐怖とは動物を動かす感情の中でも大きいモノです。
心地よさよりも、人は恐怖で行動します。

100万円を得るよりも、100万円失うと言われる方が人を動かせます。
これは、営業の人間なら誰でも知ってる事です。

だから、夜中の通販番組で、最初に不安をあおる様に言うでしょ?
今のままでダイジョブ?!って

(‘ω’)大体通販番組の商品については、そのままで大丈夫です。

愛情と甘やかしとは全然違うし
危機感と、厳しさ とも全然違う

そこを理解して子育てすると、良いと思うよ

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